大分県自動車関連企業会総会開催について

大分県自動車関連企業会について

 北部九州地域は、自動車メーカーの増産・設備増強やそれに伴う一次部品メーカーの相次ぐ進出・設備投資など、自動車産業の集積、生産拠点化が一層加速し、部品の現地調達化等、地域に多大な波及効果をもたらしており、地場企業にとって、またとない大きなビジネスチャンスとなっています。

 平成18年2月、自動車関連産業への新規参入や取引拡大を図ることを目的として、県内企業が結集し「大分県自動車関連企業会」を設立しました。
 会員企業数は、147社(令和7年5月9日現在)にまで拡大し、「大分県自動車関連産業振興プログラム」を策定した県と連携して、会員企業の技術力向上、受注獲得、人材育成等に取り組んでいます。

 当企業会では、ダイハツ九州株式会社、トヨタ自動車九州株式会社、日産自動車九州株式会社をはじめ、県内外の一次部品メーカー28社や産、学、官の関係機関にご支援・ご協力をいただきながら、会員各企業が技術力やコストダウン対応力を一層高め、自動車メーカーや一次部品メーカーと共に発展できるよう活動しています。

令和7年度定時総会・交流会

 令和7年度の定時総会を7月11日(金)レンブラントホテル大分で開催しました。

 総会には、佐藤知事や特別顧問のダイハツ九州株式会社の日野代表取締役社長、日産自動車九州株式会社の芦澤代表取締役社長、日産車体九州株式会社の服部取締役工場長、トヨタ自動車九州株式会社の原田生産企画部本部長をはじめ、会員、関係機関などから131人のご出席を頂きました。

 総会では、令和6年度の事業報告と決算案、及び令和7年度の事業計画案と予算案について審議され、全会一致で可決されました。

 また、ダイハツ九州株式会社 日野 克浩 様より「ダイハツ九州の取組」、経済ジャーナリスト井上 久男様より「激変する日本の基幹産業「自動車」の展望と課題~業界再編の動向やトランプ政権の影響~」と題してご講演をいだきました。

 総会後の交流会も81人の参加をいただき、メーカーと会員企業と関係機関の相互親睦を深めました。