魅力3 充実した交通アクセス
「九州の東の玄関口」充実した物流経路を活用
高速交通体系図
東九州自動車道は、北九州を基点とした大分、宮崎、鹿児島を結ぶ436kmの高速道路です。平成28年4月に、北九州~大分~宮崎が全線開通し、利便性が大きく向上しています。また大分市から熊本市に至る高規格道路、中九州横断道路の整備や東九州自動車道の4車線化、中津日田道路などの整備も進められています。

主要都市間の交通アクセス
大分県は「九州の東の玄関口」として、関西・関東を結ぶ空路・航路と九州全土をめぐる高速交通網の基点となっています。

ホーバークラフトによる大分空港海上アクセスの整備

大分空港は、大分県の空の玄関口として地域の発展に欠かすことができない重要な拠点となっています。
観光振興や企業誘致、関係人口の創出など、大分県の地方創成を加速させるためには、課題である空港アクセスを改善し、大分空港の利便性の向上を図る必要があります。
旅客定員80名程度でバリアフリー対応のホーバークラフトで年間利用者数は30から40万人を想定しています。
大分空港から大分県中心部まで約30分で運行可能です。
大分県が船舶等を保有し、民間事業者が運航を行う、「上下分離方式」を採用しています。

ホーバー船体名 左から Tanso、Banri、Baien
空港アクセスバスの運行
ノースライナー、佐臼ライナーとも利用者増加しており、利便性向上に向け時刻表の掲出や、バスロケサービスの運用を行います。

外観・内部画像
浮上用ファン
ホーバークラフト背面
MAN社製エンジン
客室内
英国の⼯場で建造中の様⼦
海上を⾛⾏している様⼦(上空)
陸上を⾛⾏している様⼦
空港内を⾛⾏している様⼦
⼤分の港
⼤分県は、九州東部に位置しており、古来から海運が発達し盛んに交易がなされていました。
現在、大分県内には、国際観光温泉文化都市別府の海の玄関口である「別府港」、大分臨海工業地帯を中心とした「大分港」、セメントや石灰石の積出港である「津久見港」、県南地域の物流の拠点である「佐伯港」、県北地域における流通拠点港湾としての「中津港」の5つの重要港湾があり、フェリーやRORO船等の大型船による海上輸送の拠点整備を行っております。
最近では、海上輸送貨物の増加に対応するため、国と県で整備を進めていた「大分港大在西RORO船ターミナル」の1バース目が完成し、2025年5月24日から供用開始となりました。
主な港湾の公共貨物バース(重要港湾5港)
下記の重要港湾5港の他に地方港湾が15港あります。
| 港名 | 地区名 | 水深(m) |
バース数 |
|---|---|---|---|
| 大分港 | 西大分 | -4.5~-7.5 | 8 |
| 住吉 | -4.5~-10.0 | 16 | |
| 乙津 | -5.5~-7.5 | 5 | |
| 鶴崎 | -4.5~-5.5 | 14 | |
| 大在 | -4.5~-14.0 | 17 | |
| 坂ノ市 | -5.5~-7.5 | 5 | |
| 別府港 | 石垣 | -4.5~-12.0 | 9 |
| 津久見港 | 青江 | -4.5~-5.5 | 2 |
| 徳浦 | -6.0 | 1 | |
| 堅浦 | -7.5 | 1 | |
| 佐伯港 | 葛 | -5.5 | 1 |
| 鶴谷 | -4.5~-5.5 | 9 | |
| 女島 | -10.0~-14.0 | 3 | |
| 中津港 | 田尻 | -5.5~-11.0 | 7 |
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大分港大在コンテナターミナル
中でも、大分港大在コンテナターミナルは九州最大の拠点港であり、世界のハブ港である釜山港・上海港、また基隆港・高雄港・神戸港でのトランシップにより、中国・東南アジアの各港をはじめ、世界各地の港と結ばれています。

| ⽔深14m | ⽔深14mの⼤型岸壁を整備、5万トン級の⼤型コンテナ船の接岸が可能です。 また、内海に囲まれた波静かな天然の良港です。 |
|---|---|
| 24時間体制 | 24時間、365⽇フルタイム稼動のコンテナターミナル。船舶の効率的な航⾏と、陸上輸送の効率化を実現します。 |
| 低コスト | 低コストなポートチャージ。港湾施設使⽤料等の各種施設料を低く設定しています。 |
| 迅速確実 | 迅速‧確実なポートサービスの提供。 ㈱⼤分国際貿易センターによって⼀元管理し、迅速‧確実‧快適なポートサービスを提供しています。 |
⼤分港⼤在コンテナターミナル定期航路
| 船社名 | 港名 | 寄港頻度 | 寄港地 | 積載能⼒ | 所要⽇数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 南星海運 | 韓国(釜⼭)航路 | 週1回 (⽉曜⽇) |
釜⼭−東京−横浜−名古屋−⼤分−釜⼭ | 962 TEU |
釜⼭→⼤分:5⽇ ⼤分→釜⼭:1⽇ |
| ⾼麗海運 | 韓国(釜⼭)航路 | 週1回 (⽔曜⽇) |
釜⼭−⾼松−⼤阪−神⼾−⼤分−岩国−徳⼭−蔚⼭−釜⼭ | 1,009 TEU |
釜⼭→⼤分:4⽇ ⼤分→釜⼭:3⽇ |
| CNC | 韓国(釜⼭)航路 | 週1回 (⾦曜⽇) |
釜⼭−志布志−細島−⾼知−⼤分−⾨司−博多−釜⼭ | 954 TEU |
上海→⼤分:5⽇ ⼤分→上海:2⽇ |
| カメリアライン | 韓国(釜⼭)航路 | 令和4年4⽉から当⾯の間休⽌ | |||
| ⻑錦商船 | 韓国(釜⼭・光陽) 航路 |
週1回 (⽔曜⽇) |
釜⼭−博多−⾨司−⼤分−志布志−⾼知−ひびき−光陽−釜⼭ | 698 TEU |
釜⼭→⼤分:2⽇ ⼤分→釜⼭:5⽇ |
| 神原汽船 | 中国(上海)航路 | 週1回 (⽇曜⽇) |
釜⼭−志布志−細島−⾼知−⼤分−⾨司−博多−釜⼭ | 1.020 TEU |
釜⼭→⼤分:5⽇ ⼤分→釜⼭:2⽇ |
| 愛媛オーシャン・ライン | 台湾航路 | 週1回 (⾦曜⽇) |
基隆−台中−⾼雄−那覇−志布志−⼋代−釜⼭−松⼭−⼤分−細島−志布志−⼋代−那覇−基隆 | 1,020~1,048 TEU |
⾼雄→⼤分:7⽇ ⼤分→⾼雄:7⽇ |
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| 船社名 | 航路名 | 寄港頻度 | 寄港地 | 積載能⼒ | 所要⽇数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 井本商運 | ⼤分〜神⼾航路 | 週1回 (⽇曜⽇) |
神⼾−⼤分−神⼾⇔海外港 | 100〜200 TEU |
神⼾→⼤分:1⽇ ⼤分→神⼾:2⽇ |
| OOCL | ⼤分〜神⼾航路 | 週1回 (⽇曜⽇) |
神⼾−⼤分−神⼾⇔海外港 | 100〜200 TEU |
神⼾→⼤分:3⽇ ⼤分→神⼾:2⽇ |
| 鈴与海運 | ⼤分〜神⼾航路 | 週1回 (⾦曜⽇) |
神⼾−ひびき−⼤分−⾨司−徳⼭−神⼾⇔海外港 | 298 TEU |
神⼾→⼤分:3⽇ ⼤分→神⼾:3⽇ |
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助成メニュー
⼤分港⼤在コンテナターミナルを利⽤されている荷主企業等に対して、下記のような助成メニューがあります。
| ①条件不利地域の集荷⽀援 | |
|---|---|
| 助成内容 | 集荷条件が不利な地域からの荷物の集荷に対し助成します。※⼤分市は対象外 |
| 単価 | [中津市、⽇⽥市、県外] 40Fコンテナ 1本10,000円/20Fコンテナ 1本8,000円 [⼤分市、中津市、⽇⽥市を除く県内の市町村] 40Fコンテナ 1本6,000円/20Fコンテナ 1本5,000円年上限 1荷主50本 |
| ②⼤分港⼤在コンテナターミナルヘの利⽤転換 | |
|---|---|
| 助成内容 | 他港利⽤貨物を⼤分港利⽤に転換した貨物⼜は新たに発⽣した貿易貨物で⼤分港を利⽤した貨物に対し助成します。助成期間:3年間 |
| 単価 | 1本当たり10,000円(上限額500万円) |
⼤分港⼤在コンテナターミナル定期コンテナ航路

お問合せ先
- 窓口名
- ⼤分県ポートセールス実⾏委員会事務局(⼤分県⼟⽊建築部港湾課内)
- 住所
- 〒870-8501 ⼤分市⼤⼿町3丁⽬1番1号
- TEL
- 097-506-4617
- ホームページ
- ⼤分港 ⼤在コンテナターミナル(外部リンク)